2019.05.11
嵐山まちづくり協議会の初めてのワークショップです。
嵐山まちづくり協議会は、2018年の8月に市から協議会としての認定をいただき、現在は、協議会として活動をはじめるための「計画書」の作成に取りかかっています。
今回のワークショプでの皆さんのご意見は、この計画書への反映とこれからの協議会の活動のテーマの参考にさせていただきます。
また、ワークショップの前半は、嵐山の事に関して少し勉強を行おうと言う事で、お二人の講師をお招きしました。
臨済宗天龍寺塔頭 金剛院住職 加藤一寧(いちねん)氏より、天龍寺建立の経緯と、万松洞が作り出す景観、そして天龍寺境内内で起こった火災後の住宅の再建の3項目について、天龍寺が周辺の景観に対して果たしてきた役割を伺いました。
引き続き、京都大学 中嶋節子氏 (京都大学大学院 人間・環境学研究科教授)より、時代時代ごとに、嵐山に関わる人、憧れて移り住む人などが、どの様に嵐山を整備し、なにを大切にしてきたかと言うお話をお聞きしました。
後半は写真のようにテーブルに別れて意見を出し合う形式で行いました。
タイトルは、「嵐山にとって最も大切にしたいもの」「嵐山にとって最も守りたいもの」の2つに分けて、ポストイットに意見を書き込みテーブルごとに意見をまとめていきました。